「禅者のことば」を読んでみた。
立花大亀という禅僧のインタビューを本にしたもの。
2020年のGWだし、何か硬めの本でも、と思って。
禅と茶、能、庭、建物、懐石料理とのつながりが
わかりやすく解説されている。
全然知らなかったが、茶道の千家はみんな大徳寺で
一度得度して、お坊さんになるそうだ。
悟りとはなんぞや?という質問もあるが、
それには言葉にしちゃうと無意味になるもの、と返している。
個人的には、この本を読んで
「変えられん状況は気にせず、できることをしましょう」
という考えを持った。
「欲しい」「嫌い」「かわいい」は三悪とのこと。
あらゆるものは執着だから、それを捨て切った後に
残るものが悟りらしい。
なかなか捨てられない。